
2010.10.27|視察
愛知県動物保護管理センターは豊田に本所があり、他に尾張支所(一宮市)、知多支所(半田市)、東三河支所(豊橋市)と3つの支所が設置され、各支所にて捕獲・引取りされた犬や猫は返還や譲渡されなかった場合、保護期間満了後こちらに送られてきます。
ここに来てからも、再度社会復帰の適性についての選定があるので即処分にはならないそうです。
施設内
施設内は成犬用の収容室、子犬用の収容室、隔離室等に分けられており、中に入る際は専用の長靴に履き替え感染予防のためしっかり消毒をします。
猫は大きめのゲージに収容されていました。他には手術室、検査室等があります。
譲渡について
こちらでは、保護から処分までの期間は7日間が設けられており、期間後に職員さんにより、社会性、人との友好性等の選定が行われ、社会復帰できるかどうかが判断されます。
そして選定に通った犬、猫は、健康管理、しつけ訓練等を行った後に譲渡されていきます。選定に通った子達は、例え一年里親が現れなくても処分にはならないとおっしゃっていました。
成犬については譲渡会などを行わず、一匹一匹、一家族ずつ面談をして譲渡し、数か月後に犬の登録・注射等を行った後写真付きでの連絡をお約束するそうです。
引き取りについて
理由として多いのが、歳を取って(人間、ペット共に)飼えない、ペットが病気で面倒が見られない、しつけに困ってなど飼い主の都合によるものです。
これまでの動物愛護精神、飼い主責任等の啓発活動を行った結果、県民の意識向上等により、10年間で引き取りの数は半分以下に減っています。
安易に引取りを求める人には、職員さんも強い口調で説得したりするそうです。
センターでは選定の際に1匹でも多く命を救いたいという思いで、ほとんどの職員さんが自発的にセミナーなどに行き知識、技術の向上を図っているそうです。
職員さん一人一人が殺処分を無くそうと強く思っているのを感じました。